何日か前に突然
『三谷さんの本が読みたい』と
啓示?が
降りてきて
図書館でたくさん借りてきた
20代30代の頃は どちらかというと
文章の面白さは 当時の奥様の
小林聡美さんの方が面白いなーと思っていて
三谷さんのエッセイの方は
少し読んだだけで
ま いいかなという感じだった
だがしかーし
ミドルエイジになったからなのか
三谷さんの『ありふれた生活』 の中で出てくる
悲喜交々が
妙に共感できて
そして三谷さんのぐるぐる思考(ご本人は文中で自意識過剰と仰っているが)
がめちゃくちゃ笑えて
(過去の知人に三谷さんにそっくりな人がいたが、彼も見ていて相当面白かった)
TV 舞台のお芝居 映画 と
三谷さんの手がけてきた無数の作品に出てくる
俳優さんたちのエピソードや
往年の名画 または全く知られてない幻作品など
マニアックな読み応えもたっぷり
これでもし私が動物を飼っていようものなら
さらに激しく共感しまくり。。だったかもしれない?
そしてそして
和田誠さんの洗練された
そして愛らしいかわいいイラスト
俳優さんの似顔絵シリーズでは 役所広司さんが
本当に似過ぎていて 生きているかのように見えた 笑
この和田さんのイラスト
私も影響受けたことがあって
予備校時代に知り合った友達集団の連絡先を
B5版くらいの冊子にまとめて
『やつらのいどころ』と表紙タイトルをつけて
和田さん似のイラストを描いて
皆に配ったりしていた
大学時代は学生企画のサークルで
学祭イベントやる時にも
『お楽しみはこれからだ』と
本のタイトルをお借りしたパンフレットも作ったり
懐かしい
三谷さんは私より歳は上だけど
当時の三谷さんが直面していた 中年に差し掛かる
いろいろあるあるエピソードが
今の自分と絶妙なタイミングでリンクしていて
なんだかこれまた面白いのだった
三谷さんの真面目な暴走ぶりを楽しみながら過ごす12月
良いプレゼントをもらった気分
私もこんな洗練された(和田さんのような)イラスト描けたらなぁー
ちなみに和田さんのバトンを受け継いだのは
ヨシタケシンスケさん
しばらくは彼のイラストでいくのかな?