ベランダに出てみたら
こないだの綺麗な三日月から
また満ちて太くかわいい形になっていて
まわりが白くぼわーっとしていた
そのぽわーがまたいい感じで
そばで
3本の横に伸びる雲が
これまた柔らかい
ソフトグラデーション
エアブラシで薄めの色で
スーッと描いたような
素敵なアートシーンに
深呼吸して同調
その夜空ごと体内に入れる
自分がそれそのものに
なってみる
ひろがりと穏やかさ
近くを見過ぎているなと
気づいたら
そのぶん遠くを眺めてみる
ほんの数分で
ベストバランスに戻れる
(まだ見れるかなと再度覗いてみたら
もう消えていた〉
何千、何万回と見ている
朝昼夜の地球の景色
星空
周りが明るくて
星が少ししか見えなくても
無数に存在していることは変わりないから
体感として
その無数さと無限さを
受け取ってる
夜空に自分を溶かす
特別な空気感